2007.06.01

研究紀要 別冊

今日、前任校である福井大学教育地域科学部附属中学校(やっぱり長い)の、研究集会があった。

福大附中の場合、伝統的に指導案は2部形式なので、紀要(全体および各教科の理論が載っている)、要項(単元全体の指導案が載っている)だけでなく、本時のみの指導案が配布される。(ちなみに、福大附中では、「指導案」といわずに「展開案」と称する。「展開」するのは教師だけではないということであろう。) 指導案を2部形式にすることで、単元全体のデザインと当日までの実際、さらには実際を受けての教師のリデザインを示すことができる形式ではないかと思う。(といっても、他にこのような形式をとる学校を見たことはないが・・・)

今年は、これにさらに「研究紀要 別冊」というのが加わった。教科領域ごとにあるので、11冊もある。内容は、本年が研究テーマの最終年次であることをふまえており、これまでの紀要原稿の読み直しと、実際の紀要原稿の再録となっている。

読んでみると、これが実に面白い。この5年が同一の教員であった教科の場合は、自らの振り返りとなっているし、複数の教員の交替があった教科については、紀要原稿をもとにしての新旧教員の対話となっている。

個人的に面白いのは、やっぱり交替があった方かな。だって、生の原稿とその意味づけがあるわけで、書いたことをもとにしての対話があるもん。かつて原稿を書いた方としては、そうじゃないよという面もあるわけだけれども、まあpublicly accessible wayとして書いた以上は、それを正当に引用される分には、何も文句は言えないわけで・・・・。

いやあ、それにしてもこの学校、やることが思い切っているね。朝の時点ではどーんと積み上げて配っていたように思うんだけれど・・・。

あ、そうそう、このときの分科会でも何人かの先生に「blog見ています」と声をかけられました。研究集会のレポートも書けたら書きますね。

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2004.11.29

信州大学附属松本中の紀要を読む

私の学校にも、全国の附属学校から研究紀要が送られてきます。
最近は、「学力低下論」を受けてか、「こういう力をつける」という提案が多く、研究紀要が急速に面白くなくなってきています。

そんな中で、信州大学附属松本中学校の紀要です。5年くらい前から、それまであった仮説とその検証というスタイルを捨てて、新しい紀要のスタイルを模索してきました。それでも、昨年までは、指導案からのそのままの引用があったりして、正直不徹底なところがありました。

今年の第48集では、「研究テーマ」「学びの姿」「今後の実践の方向」というように、構想ー実践ー省察というサイクルが明確に章立てに反映されており、具体的な子どもの学びの姿を通して実践が語られています。

幸いなことに、今年は実際に研究大会にも参加でき、授業の様子、学校の様子を見ることもできました。
とにかく先生が一枚岩になって研究に取り組んでいる様子に、好感を持ちました。

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