福井実践国語の会
福井実践国語の会 冬季研修会に参加してまいりました。
実践報告に興味深いものがたくさんありました。
まずは、福井大学附属小の先生のご実践。
これは語彙の指導だと思いました。冬という季節から連想する言葉を挙げていき、それをカテゴライズしていくという展開なのですが、すごいのはこれが小学校1年生の実践だということ。ユニークなのは語彙の指導から表現の指導につなげている点。それも、「学んだことを使いましょう」という形で、子ども自身に実感される形で提案しているところ。だから、指導だけでなく、子どもの学習になっている。
ところで、実際に分類されたものを見てみると、分類の観点が「寒い」「冷たい」などの形容詞、「遊ぶ」などの動詞などさまざまであって、このへんをどのように分析していくといいのかと思いました。
次は、鯖江市吉川小の先生のご実践。
こちらは話し合いの授業だと思いました。「〜さんに似ている」や「〜さんに対して」という言葉を使わせていくことで、文学的文章教材での話し合いを価値あるものにしようとされていました。ユニークなのは、初発の疑問を場面ごとに整理している点。そこから課題作りへとつなげておられます。ただ、課題のカテゴリーはさまざまで、「作者の意図」もあるし「登場人物の心情」もあります。このへんの課題を深めていく中での、子どもたちの読みの交錯を授業者がいかに整理するかがポイントだと思いました。考えを深めていくには、前の発言だけでなく議論全体を見渡してときには反対することも大切なわけで、その役割を子どもがするのか、教師がするのか。会での議論は、議論を深めるためのツールとしての板書や教師のコーディネイト力が問題になりました。自分自身は、教室空間での話し合いのあり方の問題として興味深いと思ったのですが・・・。
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